あかちゃんとおかあさんの絵本「おつむてんてん」について、
絵本の内容や感想、1ページあたりの文字の量や構成要素などを紹介していきます。
絵本の購入時や、図書館等で本を借りる時の参考にしてください。
目次
「おつむてんてん」の作品情報と対象年齢
- 作:なかえ よしを、絵:上野紀子
- 出版社:株式会社金の星社
- 出版年:1980年
- 対象年齢:0歳〜2歳
「おつむてんてん」の内容(あらすじ)
さっちゃんが、おつむてんてん。おくちは、あわわ。それをみていた、にゃんこがまねた。おつむてんてん、おくちは…。―やわらかな色合いの絵と愉快な言葉のくり返しでつづる、なかえ・上野の絵本の世界。
(金の星社HPより引用)
1ページあたりの文字の量と構成要素
1ページあたりの文字の量:「少なめ」
※注 文字の量は、筆者の受けた印象です。
「少なめ」の定義は、1ページあたりの文字量がだいたい以下の量です↓
例:わんちゃんが ないているよ。
からすも かーかーと ないているよ。
構成要素:
- 「おつむてんてん(赤ちゃんが両手で軽く頭をたたく動作)」
- 「おくちあわわ(お口を大きく開ける)」
- 「動作をまねる」
- 「ねこ・いぬ・あひるが登場する」
「おつむてんてん」を購入した感想
最初に表紙を見たとき、「おつむてんてん」ってなんだろう?と思いました。
調べてみると、赤ちゃんをあやす「おつむてんてん」という伝統的な手遊びがあるんですね。
『ちょち ちょち あわわ』という手遊び歌の中でも歌われているそうです。
実際に子どもに読んでみたところ、おつむてんてんは真似してくれませんでした。
(多分私が自信なさげに「おつむ…てんてん?てんてんってなんだ?両手か?片手か?」とやっていたからだと思います)
「おくちは あわわ」はちゃんと真似してくれました。
えんぴつの、柔らかいタッチで書かれており、読んでいて癒やされる絵本です。
