絵本の内容や感想、1ページあたりの文字の量や構成要素などを紹介していきます。
絵本の購入時や、図書館等で本を借りる時の参考にしてください。
目次
「きんぎょがにげた」の作品情報と対象年齢
- 作:五味太郎
- 出版社:福音館書店
- 出版年:1977年
- 対象年齢:2歳~4歳向き
「きんぎょがにげた」の内容(あらすじ)
金魚鉢からきんぎょが1匹逃げました。
カーテンの中に隠れたり、お花の中に隠れたり…。
見つけた!と思ったらまた逃げていきます。
逃げて、見つけて、また逃げて。


最後は、仲間のきんぎょと一緒になったので、もう逃げないみたいです。
1ページあたりの文字の量と構成要素
1ページあたりの文字の量:「少なめ」
「少なめ(1歳~2歳位)の定義:
※注 文字の量は、筆者の受けた印象です。
「少なめ」の定義は、1ページあたりの文字量がだいたい以下の量です↓
例:わんちゃんが ないているよ。
からすも かーかーと ないているよ。
構成要素:
- 「きんぎょ」
- 「探して、指差す絵本」
- 「カラフル」
「きんぎょがにげた」を購入した感想
とてもカラフルで子どもが認識しやすそうなビビットカラーで描かれています。
40年以上前に出版された絵本ではありますが、人気があるのも納得です。
(黒電話が描かれているのが時代を感じさせますが)
子どもには、1歳になった頃から読み聞かせていました。
何度も繰り返し読んだので、「きんぎょはどこ?」と聞くと、すごい勢いできんぎょを指差してくれます。
家、風船、きりん、ぞう、人形、コマ…いろいろなおもちゃに囲まれたきんぎょを見つけるのは大変そうなのですが、意外に上手にできました。
おもちゃ達の実物を見たことがないから、きんぎょだけが目に入ってくるのかもしれません。
対象年齢は2歳からとなっていますが、1歳からでも十分楽しめると思いました。
指差し絵本といえば、「おしり探偵」も探して指差す系ですが、あちらは結構文字が多いです。
年齢が小さいうちは、この「きんぎょがにげた」で指差しを練習するのが良いんじゃないかと思いました。
