「なろう系小説」みたいなタイトルで恐縮ですが、
- 絶賛イヤイヤ期の2才児をワンオペ育児しながら、
- 週5の5時間パート(仕事内容は、不動産業界とは直接関係ない)をしつつ、
- 夜9時半に帰宅する旦那さん(※私が資格の勉強することを快く思っていない)に煙たがられながらも
なんとか2021年の難問奇問あふれる宅建試験に合格したエピソードを書きたいと思います。
今回はスキマ時間の活用編です。
22時~24時までしか机に向かって勉強できない日々
4月13日から試験日の10月17日まで、毎日多少の波はありつつも、ある程度モチベーションは高い状態でした。
しかし、試験日が近づくにつれて、
「机に向かえる勉強時間が少ない」
という壁にぶち当たりました。
手前味噌ながら、大学時代に簿記3級・FP2級・販売士2級の試験を合格したときは、授業にサークル、バイトと忙しい中でも勉強をしていたものです。
が、ワンオペ育児中の試験勉強時間の確保に関する苦労は大学生時代の比ではありませんでした。
朝は何時に子どもが起きるか予測ができない。
夕方に子どもを保育園に迎えに行って、子どもが寝る21時になるまでは自由時間なし。
さらには21時半に帰ってくる旦那さんのご飯を作って一緒に食べることを考えると、
まともに机に座って勉強できるのは22時から24時まででした。
宅建試験合格までの勉強時間は250時間~400時間と言われています。
私が実際に机に向かって勉強したのは、多分250時間くらいだと思います。
しかし、同じくらいの時間を机に向かわない勉強にあてたように思います。
You Tubeで動画視聴(耳だけで)・Voicyを流す
試験までの途中まではYou Tubeの一般会員でしたが、3ヶ月間無料のYou Tubeプレミアム会員があったので申し込みました。
CMなし・バックグラウンド再生できるのがめちゃくちゃ便利でした。
- 仕事や保育園に向かう通勤途中
- 掃除、皿洗い、料理中などの家事中
- 子どもが公園で遊んでいるときや、お絵かき中、そして寝かしつけ中
スキマ時間には必ずBluetoothイヤホンで棚田先生の「不動産大学」や、Voicyで同じく「不動産大学」の講座を視聴していました。
棚田先生が耳学を薦めており、ほとんどの動画が耳で聞いても大丈夫なように作成されているため、スキマ時間の活用に最適でした。
途中まで、イヤホンは片耳だけのものを使っていましたが、子どもがいじって壊してしまったため紐でつながっているイヤホンで耐えました。
テレワーク中にBGMで「不動産大学」の覚え歌を流す
仕事中は当然宅建の勉強はしません。
…嘘です、ちょっとだけしてました。
コロナの関係でテレワークが推奨されていたため、自宅で仕事をしていました。
自宅でのテレワーク中、You Tubeの「不動産大学」から覚え歌を流し、歌いながら作業をしていました。
身の回りに覚えるものを貼る
とにかく時間が足りないので、ぼんやりしている時間があるのはもったいないと思いました。
- リビングの壁
- トイレの壁
- 会社のパソコンのデスクトップ背景
- 会社の卓上カレンダー

子どもと一緒にお絵かきをする時間、ご飯を食べさせている時間を活かすことができました。
また、職場でお弁当を食べているときも暗記用の紙を写真で撮ったものを背景にしたデスクトップ画面や、暗記用の紙を貼ったカレンダーを見ていました。
なんとも言えない背徳感というか、スリルがあったのでいい感じに頭に入っていきました。
ただし、職場の人から机を見られる度、「なんじゃこりゃ??!」とかなりツッコまれましたが…。
以上、スキマ時間の活用編でした。
宅建試験に近道なし、試験勉強時間の確保はやっぱり必須!
勉強していた当時はよく、「宅建試験に3ヶ月で受かった!」系の話も目にしました。
でも、それはその期間で勉強時間を確保することができる恵まれた人だからできることです。
正直、私も「実は裏技があって、勉強時間を短縮できるかも??」と期待した時代もありました…。
が、やっぱりそんなうまい話はありませんでした!
大学生であろうと社会人であろうと、ほとんどの人は本業が忙しいと思います。
スキマ時間の活用をしながら、きっちり勉強時間を確保することが合格への道のりだと実感しました。