絵本の内容や感想、1ページあたりの文字の量や構成要素などを紹介していきます。
絵本の購入時や、図書館等で本を借りる時の参考にしてください。
「くろくまくんトイレでち~!」の作品情報と対象年齢
- さく・え:たかいよしかず
- 出版社:株式会社くもん出版
- 出版年:2014年
- 対象年齢:乳幼児から
- ※0歳から小学校就学程度と思われます。カタカナも使われています。(筆者注)
乳児は児童福祉法では、生後0日から満1歳未満までの子をいい、幼児は、満1歳から小学校就学までの子供のことをいう。
Wikipedia「乳幼児」より抜粋
「くろくまくんトイレでち~!」の内容(あらすじ)
くろくまくんがおへやであそんでいたら、むずむず、もじもじしてきたよ。
するとねこちゃんがスキップでらんらん、うさぎさんもぴょんぴょん、「おさきに~!」
まってまって、ぼくもトイレにいかなくちゃ!
トイレに行ったらすっきり、さっぱり。手を洗ったら、またあそぼう!。
くもん出版より抜粋(https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=29441)
1ページあたりの文字の量と構成要素
1ページあたりの文字の量:「少なめ」
※注 文字の量は、筆者の受けた印象です。
「少なめ」の定義は、1ページあたりの文字量がだいたい以下の量です↓
例:わんちゃんが ないているよ。
からすも かーかーと ないているよ。
構成要素:
- 「くろくまくん」
- 「ねこ、うさぎ、たぬき、ねずみ」
- 「トイレでおしっこ・うんち」
「くろくまくんトイレでち~!」を購入した感想
この本は子どもが1歳になった頃に、義母さんからもらいました。
義母さんは1歳を過ぎた頃に80サイズの布パンツをプレゼントしてくれたので、
「ああ…この本はトイレトレーニングをしろということなのか…」と
少しプレッシャーを感じました。
ただ読んでみると、動物たちがみんなでトイレに行って、
おしっこ&うんちをするという流れで、
それほど「THE トイトレ」という感じではなかったです。
1歳7ヶ月の娘は、くろくまくんが「むずむず もじもじ」するところを真似してくれました。
娘は私がトイレに行くと必ず追いかけてきて、私がトイレした後の便器を覗いてきます(恥)
私はその時、「おしっこ うんちバイバーイ」という絵本の台詞を言うようにしています。
すると娘はトイレに向かってバイバイをしてくれます。
多少はトイレに対する認識を覚えてくれているようなので、この絵本をもらってよかった~と思いました。
大人げないツッコミポイント
この本の最終ページは、さっきトイレに行ったにもかかわらず、くろくまくんが再度もじもじしはじめているシーンで終わります。
くろくまくんが遊んでいる→トイレにいっておしっこ・うんちする→「今度は何をしようかな?」→もじもじする(最終ページ)という流れなので、くろくまくんはこれからずーっとずーっとトイレに行って、帰ってきて、またトイレに行くわけです。
…無限ループって怖くね?