絵本の内容や感想、1ページあたりの文字の量や構成要素などを紹介していきます。
絵本の購入時や、図書館等で本を借りる時の参考にしてください。
「ポップアップ・サファリ」の作品情報と対象年齢
- 作:サリー・ヒューイット
- 絵:クリス・ジルバン・カートライ
- 訳:きたむらまさお
- 出版社:大日本絵画
- 出版年:2003年
- 対象年齢:記載なし
- ※0歳から幼児程度(2~5歳)の年齢が対象だと思われます。(筆者注)
「ポップアップ・サファリ」の内容(あらすじ)
この絵本を開くと、動物の顔がページの中央からとびだしてきます。
動物は、ぞう・ライオン・キリン・サイ・カバ・サルの6匹です。
それぞれのページには、「(ゾウのページ)長い鼻でぼくの髪の毛をくしゃくしゃにするのは誰かな? 」というように、文章が書いてあります。
1ページあたりの文字の量と構成要素
1ページあたりの文字の量:「やや少なめ」
※注 文字の量は、筆者の受けた印象です。
「やや少なめ」の定義は、1ページあたりの文字量がだいたい以下の量です↓
「やや少なめ(2歳~3歳位)」の定義:
例:きょうは とっても いい てんき。
わんちゃんが さんぽを したくて げんきに ないてるよ。
からすも えさを みつけて ないてるよ。
構成要素:
- 「しかけ絵本」
- 「ぞう・ライオン・キリン・サイ・カバ・サル」
- 「サファリ」
「ポップアップ・サファリ」を購入した感想
最初にこの本を手にとった時、しかけ絵本と知らずに開いてしまいました。
「なんかめちゃ大きい本だな?
どれどれ…うわゾウだ…!めちゃでかいな~普通にびっくりしたわ」
というのが、私のファーストインプレッションでした。
めくってみると、少し開きにくいページはあるものの、結構リアルに作られていました。
注意すべきなのは、小さい子どもに読むときに、
「この本を開くと動物が飛び出してくるよ」と声をかけておくべきということです。
大人でも覚悟しなかったらびっくりするレベルなので、小さい子どもならびっくりして泣かれそうだと思いました。
大人げないツッコミポイント
キリンは舌が出てくるし、カバの口の中まで手を入れられます。
ただ、正直、耐久性はかなり低いです。
子どもが面白がって動物に触ると、すぐに破れてしまいそうです。
口の中までリアルに作って、子どもにいじられるのを前提にしているならもう少し丈夫に作ってほしかったな~と思いました。